ホームへもどる |
感想・ご意見は掲示板へ |
|
サンフランシスコ（2003年５月５日） |
||
サンフランシスコ■ここまできて、サンフランシスコをみなかったら、東京にきて浅草寺を観ないようなもんである。というわけで、きょうはサンフランシスコ。まずはケーブルカーに乗ろう。サンフランシスコにきて、ケーブルカーに乗らなかったら、長崎に行って市電に乗らないようなもんである（しつこい）。写真なんかで見たことのない人はいないだろうけど、おもちゃみたいでかわいい。ターンテーブルに乗せて反転するところなんて、まあ、原始的といいましょうか、省スペースで合理的といいましょうか。 市の中心であるユニオン・スクエアからフィッシャーマンズワーフ行きに乗る。つれは車でフィッシャーマンズワーフまで行って終点で落ち合うことにした。 ほんとはアウトドアな席に座りたかったのに、みらいがさっさとインドア席に座り込む。まあ、いいか。そういえば、切符売り場で４歳以上は２ドル均一という案内を読んで、３枚切符を買ったのに、車掌さんに渡したら、「Klds free」といわれて、1枚しか切符を切ってもらえなかった。損した気持ち。 サンフランシスコは坂の街。ケーブルカーもすごい斜面を上り下りする。まるでジェットコースタみたいこれってな乗り物だ。ときどき（たぶん発車するとき）、チンチンと音がするあたり、実に愛らしい。 終点に着いて、つれを探すが、見つからない。そんなこともあろうかと思って、携帯の番号を控えてあったのだよ。と思ったけど、公衆電話が見つからない。探しているうち、みらいが「トイレ」と騒ぎ出す。トイレに行ったら、有料で50セント入れたけど、ドアが開かない。しかもキャンセルボタンを押しても50セントは返ってこない。いやーん、返して〜。だけど、50セントにこだわっている場合ではない。とにかくほかのトイレを探さなければ。２ブロックほど歩いたところにやっと発見。無事だった。 さて今度は電話電話。やっと公衆電話を発見したが、さっきの50セント事件でもうコインがない。しょうがないので、あたりの店でおみやげを買ったりして、小銭を作り、電話をかける。でも電話のかけ方がよくわからない。50セント入れたら、あと５セント入れろ、といっているようなのだが、その５セントがない。しかも入れた50セントはかえってこなかった。ひー、両替してもらいますー。このあと、2回両替を頼んで、やっと電話がつながった。 つれはケーブルカーの別の終点に行ったらしい。やっと現れたと思ったら、私の知能が足りないという。だってさー、終点で降りて待てと言ったのはあなたでしょう。なんとかファクトリーに行くと言ったはずだと言うのだけれど、そんなこと、覚えてませんよ。だいたい私が方向音痴なのは、知っているでしょう、何年つきあってるのよ。 気をとりなおして、フィッシャーマンズワーフを散策する。ここはなんなんでしょう。まあ、ディズニーランドみたいな街とでも言っておこうかしら。ウッドデッキの遊歩道の左右にシーフードやらハードロックカフェやらおみやげ屋さんやら、いろんな店が並んでいる。２児がおなかが空いたというので、シーフードの店で、パンに入ったクラムチャウダーやら、フィッシュ＆チップスやらを食べる。クラムチャウダーの入ったパンはこの辺の名物メニューなのか、いろんな店で見かけた。まずくはないけど、日本人には多すぎると思う。私は全部食べたけど、２児は2人で１個も食べきれなかった。（５／５） |
||
天罰■フィッシャーマンズワーフからそのまま歩いて、ギラデリスクエアへ。私はチョコレートに詳しくないが、有名なチョコ屋さんであるギラデリを中心とした、ショッピングセンターのようなものである（と思う）。ギラデリカフェでチョコレートアイスを食べる。甘い。チョコチョコしている。通常のチョコアイスと比べると、チョコ比が高いのではないだろうか。鼻血が出そう。 さらにそのへんをふらふらと散策し、車へ。有名な坂道を見物し、ツインピークスからサンフランシスコの町並みを見物し、帰途につく。ちなみにツインピークスはすごい風で死ぬほど寒かった。 帰りのハイウェイで、つれがポリスにつかまる。助手席に座っていたみらいがシートベルトをしていなかったのと、はるかが窓から顔を出していたからだ。つれは私が寝ていて、こどもたちを注意しないからだというが、私はケーブルカーの終点を間違えたくせに「俺は1ミリも悪くない」と自己正当化した天罰だと思う。いずれにせよ、罰金だ。かわいそうに。（５／５） |
||
このページのいちばん上にもどる |
||